伊勢五十鈴川水源のフレグランスミスト 「伊勢の香」ハリウッド化粧品が新商品 三重

【五十鈴川水源の水を使った「伊勢の香」を紹介する尾崎さん=伊勢市役所で】

【伊勢】伊勢市の五十鈴川水源の水を使い、伊勢に咲く花の香りをイメージしたフレグランスミスト「伊勢の香(か)」が、10月から市内近郊で新発売される。ハリウッド化粧品(本社・東京都)が手掛ける新商品で、売り上げの5%が市に寄付される。

ミストは、同市横輪地区にだけ咲く「横輪桜」、市の天然記念物「臥竜梅(がりゅうばい)」、県の花でもあるハナショウブをイメージした香りの3種類。市がペットボトル入りで販売している五十鈴川水源地の伏流水「伊勢の水」を原料に、それぞれ香りを調合した。肌や髪に付けたり、空間にスプレーして香りを楽しむ。保湿成分を配合し、アルコールや鉱物油を使用していないため肌に優しく、子どもでも安心して使える。

市出身で、観光大使・伊勢志摩アンバサダーを務める尾崎ななみさんがプロディースし、同社が新しい伊勢土産として商品化。水彩画風のパッケージデザインも尾崎さんが担当した。1本11ミリリットル入り税別1200円、3本セット税別3000円。当面、市近郊の土産物店や宿泊施設などで販売する。

伊勢市役所で11日、商品の売り上げの5%を市に寄付する協定の調印式があり、鈴木健一市長とハリウッドの牛山大輔社長(50)が協定書に署名した。市は寄付金を花の保全、維持管理に活用する。

牛山社長は「五十鈴川の優しい水は、化粧品に向いている。自然水なので品質管理に苦労したが、柔らかな香りに仕上がった。寄付で、伊勢の大切な自然に還元できたら」と話した。尾崎さんは「お土産にも自分用にもなる商品。香りの気分転換に、男性や子ども、幅広い年代の人に使ってほしい」とアピールした。