取り残された2人を救助、大雨で員弁川の中州

10日夜、三重県北部を中心に大雨が降り、桑名市では市内を流れる員弁川の水位が急激に上昇。同市東金井では、網で魚を捕っていたという同市の60代自営業男性2人が員弁川の中州に取り残され、市消防本部が11日未明に2人を救助した。命に別条はないという。

同消防などによると、10日午後8時ごろ、市内に大雨洪水警報が出され、消防署員が市内を巡回していた。同9時ごろ、署員が員弁川の中州でライトの光が揺れ動いているのを発見。人が取り残されているのが分かり、11日午前2時すぎに2人を救助した。

署員が2人の救助に向かおうとした同午前1時ごろ、川の深さは大人の胸ほどまであったという。岸から中州までは約50メートルといい、水の流れが激しく、ゴムボートを出せなかったため、空中にロープを張って署員が渡って救助した。

男性2人は自動車で岸辺まで来た後、歩いて中州まで移動。普段の水深はそれほど高くないという。10日午後8時―9時までの1時間雨量は25ミリで「ゲリラ豪雨」だったといい、消防は水かさが一気に増して2人が取り残されたとみている。