谷口大紀町長、勇退へ 「後継者育った」 次期町長選出馬せず 三重

【度会郡】三重県大紀町の谷口友見町長(80)が次期町長選に出馬せず、勇退する意向を固めたことが分かった。谷口町長は10日、本紙取材に応じ、「町政を任せられる後継者が育ったため」と語った。

谷口町長は同町錦出身で、県立長島高校を卒業後、建設会社役員を経て昭和61年に旧紀勢町長に就任し、4期15年務めた。旧大宮町、旧大内山村との町村合併を経て平成21年に大紀町長に初当選し、現在3期目を数える。

谷口町長は勇退理由について「後継者として目を掛けてきた人材が育った」と説明。県内首長としては最長となる通算25年の政治生活を「住民主導の町政運営を目指してきた。やり残したことはない。楽しかった」と振り返り、「残る期間は最後まで恩返しさせてもらいたい」と話した。

町は同日、任期満了(令和3年3月12日)に伴う町長選と町議選の日程について、2月23日告示、同28日投開票と発表した。9月1日現在の選挙人名簿登録者数は7370人(男3449人、女3921人)。