伊賀市長選 森川市議が出馬表明 「市を再生へ」 三重

【市長選への立候補を表明する森川氏=伊賀市役所で】

【伊賀】三重県の伊賀市議会の森川徹副議長(42)は10日、市役所で記者会見し、任期満了(11月20日)に伴う同月8日投開票の市長選に無所属で立候補すると表明した。「市の再生を掲げて戦う」と述べた。

森川氏は「前回落選した候補者が出ないと聞き、誰も出ないのはいけないと考え、昨年末に自ら立候補を決意した」と説明。「9万人に落ち込んだ市の人口を10万人に復活させる」と意気込みを語った。

岡本市政に対し「(前回の市長選で)市民目線やしがらみのない政治を掲げていたが、市民の声を聞けていたのだろうか」と指摘。「県や国と連携することで解決できることもあった」と述べた。

旧市役所庁舎の利活用が進まない問題には「今も壊すべきだと思っている」と主張。「白紙に戻したい。第三者機関に委ねるか市民の声を聞くかして、どうすべきか早急に結論を出す」と述べた。

また、名張市立病院を含む3病院で担う市内の2次救急を「できれば伊賀市内で完結させたい。いち早く救急医療を受けられる体制をつくる」と述べ、市立上野総合市民病院の機能を強化する考えを示した。

森川氏は平成25年の市議選で初当選し、2期目。今年4月、副議長に就任した。セントラルゴム専務取締役のほか、市サッカー協会顧問や市スポーツ推進委員なども務める。県立上野工業高卒。

市長選にはほかに、現職の岡本栄市長(68)が立候補を表明している。市選管によると、選挙人名簿登録者数は9月1日時点で7万3168人(男3万5310人、女3万7858人)。