鳥羽市 移動販売サービス開始 食料品、日用雑貨を提供 三重

【大勢の買い物客でにぎわう移動販売車=鳥羽市の相差漁港で】

【鳥羽】三重県鳥羽市は7日から、高齢者など買い物弱者支援に向けて日替わりで移動販売車を巡回させる販売サービス事業を開始した。

少子高齢化や過疎化に伴い地方の商店が減少傾向にある中、高齢者ら移動手段が乏しい買い物弱者が気軽に買い物が出来る手段として、イオン鳥羽店(同市大明西町)と共同で事業を企画。昨年7―8月の実証実験を経て実現した。

同事業では、軽トラックを改装した販売車を使用し、月、火、水、金曜の週4日、市内19カ所を日替わりで巡回する。弁当や食料品、日用雑貨などを中心に約5―600品目を積載し、店頭販売と同価格で提供する。当面はレンタカーを使用するが、年内をめどに購入、改装した市有車に切り替え、各地区の要望に応じながら巡回スケジュールを変更していく予定としている。

当初は6月ごろに実施する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で開始時期が遅れていた。初日は8カ所を巡回し、それぞれ大勢の人で賑わっていた。

同市相差町で買い物に訪れた女性(79)は「免許証を返納しているので来てくれてありがたい。これから利用を続けたい」と話した。

同市健康福祉課の辻川雅志課長補佐(44)は「今後も継続しながら利便性を高めていきたい」と話していた。