四日市市 通院が便利に バス運行開始 三重交通と共同運行

【運行を開始するこにゅうどうくんライナーを紹介する森市長=四日市市役所前で】

【四日市】三重県の森智広四日市市長は8日の定例記者会見で、10月1日から三重交通との共同運行で、バス停「県立総合医療センター」を起点、「小山田病院」を終点とする「こにゅうどうくんライナー」の運行を開始すると発表した。「こにゅうどうくんライナー」は32人乗りの小型バスで、運行費用の一部を市が負担し、イオンタウン四日市泊(同市泊小柳町)敷地内に設置したバス乗継拠点で同社が運行する四日市平田線と接続するダイヤ。

乗継拠点整備と合わせてバス路線の支線化を行うのは県内初で、同社が運行する長沢線(近鉄四日市駅―和無田改善センター)が利用者の減少に伴って今月末で廃線となるのに伴う試み。「こにゅうどうくんライナー」は、小山田記念温泉病院や県立総合医療センターに加え、新たに四日市南部医療モール(貝家町地内)にバス停を新設するなど、通院にも便利になる。市では、持続可能なバスネットワーク構築に向け、市の郊外部で基幹路線バスへの乗継拠点を整備しており、四日市泊に設置した乗継拠点はシェルタータイプのバス待合所で、商業施設内にスペースの提供を受け、市が冷暖房を備えたバス待合所を設置していた。

森市長は「乗客の行き先の半分が病院であり、医療機関へのアクセスを強化することで、乗っていただける方が増えると見込む。行き先は次が商業施設だが、これは拠点でもあるイオンタウンでカバー出来るし、乗継拠点を今後も整備していく。四日市における新たな挑戦であり、なんとか成功させたい」と語った。