「学び方」本居宣長にならおう 松阪の記念館 きょうから秋の企画展 三重

【「古事記伝」に記される「未だ思い得ず」の言葉(本居宣長記念館提供)】

【松阪】本居宣長記念館は8日から、三重県松阪市殿町の同館で秋の企画展「宣長先生にならう」を始める。本居宣長に「学び方」を学ぶ。会期は12月6日まで。

重要な「本(もと)」と、そうでない「末(すえ)」を区別し、要領よく仕事をこなす教えを詠んだ長歌「本末歌」など国重要文化財55点を含む85種137点を出品する。

「学問の秘訣(ひけつ)」を聞かれた宣長は、「家の業(なり) なおこたりそね」の歌で回答。好きなことを続けたいなら仕事を怠けてはいけないと、医者が本業の在野の学者の立場を打ち出している。

また、主著「古事記伝」には「未だ思い得ず(分からない)」という言葉がたびたび登場。同館は「学問への誠実さそのもの。自分の時代ではこれが限界だったけれど、何百年か後にはと想像していたのかもしれません」と解説している。

展示説明会は9月19日、10月17日、11月21日のいずれも午前11時から。入館料は大人400円、大学生300円、小学4年―高校生200円。