中学バスケ部員が交通災害募金呼び掛け「入れてもらえるとうれしい」

【互いに距離を取り募金を呼び掛ける部員ら=近鉄南が丘駅前で】

【津】三重県津市内中学校のバスケットボール部員による募金活動が4日夕、市内であった。市立東橋内▽西橋内▽橋南▽南郊―の4校の男女部員計19人が交通災害への募金を呼び掛けた。

21日に最終日を迎える「第14回TSU・ANOTSUカップ大会」(同大会実行委員会主催)に合わせた社会貢献活動で募金は11回目。新型コロナウイルスの感染防止のため参加人数を例年より絞り互いの距離を取って実施した。

生徒は近鉄津、津新町、南が丘、久居の4駅に分かれ、夕刻の約40分活動。市立橋南中の男子部員5人は南が丘駅で手作りの募金箱を前に「よろしくお願いします」と呼び掛けた。

同大会は市内中学バスケットボール部の技術向上と交流を目的に開催。清掃や募金などにも取り組み、同中出身で東京パラリンピックに出場する前川楓さんがバスケットボール部員だった在学中に交通事故に遭ったことをきっかけに交通災害募金を呼び掛けている。

2年生の小西晴摩君(14)は「照れくささはあるが事故に遭った人を思って声を出すのを頑張った。入れてもらえるとうれしい」と話した。

同部男子顧問の田邊大輝教諭(28)は「活動を通じてバスケットだけでなく社会奉仕の心を身に付けいろいろな人のことを考えられるようになってほしい」と述べた。