三重県 みんつく予算に320件提案 前年度より91件多く

三重県は4日、来年度一般会計当初予算案の編成に当たって新たな施策のアイデアを募る県民参加型予算(みんつく予算)に、前年度より91件多い320件の提案が寄せられたと発表した。

みんつく予算は本年度当初予算案の編成で初めて実施し、2回目。来年度当初予算案では、新型コロナウイルス感染症に関連した6つのテーマを設け、6月24日から8月31日まで県内外から募集していた。

県によると、寄せられた320件のうち、県内からの応募は250件、県外からは66件。4件は香港やマレーシア、米国からの応募だった。年代別では30代の59件が最も多かった。

テーマ別では「地域経済の再生と進化」が最多で105件。「感染拡大の防止」の65件、「安全安心な暮らしの再構築」の64件、「雇用の維持と新しい働き方」と「新たな人材育成」の32件が続いた。

県は寄せられた提案を元に事業を策定し、実現させたい事業を選んでもらう県民投票を年内にも実施する予定。投票結果を踏まえ、事業費が5千万円程度に達する範囲内で実施する事業を選定する。

鈴木英敬知事は4日のぶら下がり会見で、提案件数が前年度を上回った理由について「深刻化した経済の再生に関心が高まったためだと思う。みんつく予算が定着しつつあるということも考えられる」と述べた。