玉城町とパナ伊勢工場 防災協定締結 施設を車中泊の避難場所に 三重

【協定を締結した辻村町長(左)と横田拠点長=玉城町役場で】

【度会郡】三重県玉城町は2日、大規模災害発生時に同町田宮寺のパナソニック伊勢工場の施設を、車中泊のための一時避難場所として利用する協定を同工場と締結した。町が同様の協定を結ぶのは今回が初めて。

同工場では自動車やスマートフォンなどに使用する電子部品を製造。敷地面積は18万5千平方メートルで、東京ドーム約4個分の広さとなり、駐車場には車約百台が収容できるという。

協定では、新型コロナウイルス感染予防のために車中避難を原則とし、同工場は町からの要請があった場合、工場の駐車場などを車中泊の避難場所として提供。避難者のエコノミークラス症候群対策として、施設内のホールやトイレなども使用できるようにした。

町役場で調印式があり、辻村修一町長と同工場の横田茂拠点長(57)が協定書を交わした。横田拠点長は「住民の日々の暮らしに安心をもたらすと思い、賛同した」、辻村町長は「分散型避難の一つとして車中泊が必要となってくるので、町の考えを理解してもらい感謝している」と述べた。