「悪化に歯止め」 8月の三重県内 景況感2カ月ぶり改善 帝国DB津支店

帝国データバンク津支店が3日に発表した8月の三重県内景気動向調査結果によると、「景気が良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を差し引いた景気DIは前月比2・9ポイント増の30・2だった。2カ月ぶりに改善し、5カ月ぶりに30台に回復。同支店は「全体的に改善傾向で景気悪化に歯止めが掛っている」とみている。

全国順位は前月から11上がって24位。前年同月(25位)も上回った。東海4県ではトップだった。

規模別では大企業が前月と比べて9・7ポイント増の38・9で、大幅に回復。中小企業も2・0ポイント増の28・9と改善した。大企業と中小企業の規模間格差は10・0となり、前月から7・7ポイント拡大した。

業界別では、9業種のうち6業種で前月より改善。小売は9・8ポイント増の41・7で大幅に改善した。主要産業の製造は前月比4・1ポイント増の25・9で改善したものの、3カ月連続で20台となった。運輸・倉庫は6・1ポイント減の19・7と大幅に悪化し、20を割り込んだ。

同支店は「各業界とも回復状況に差はあるものの、全体的に回復傾向」と説明。「コロナ禍の収束が見通せない状況下、景況感の本格的な回復は不透明」との見通しを示した。