鳥羽市 感染防止念頭に観光誘客 事業案発表 ワーケーション推進も 三重

【会見する中村市長=鳥羽市役所で】

【鳥羽】三重県の中村欣一郎鳥羽市長は一日、定例会見し、「観光地・鳥羽からはじめるニューノーマル予算」と題して、新型コロナ感染拡大防止を念頭に置いた観光誘客とワーケーション推進に向けた事業案を発表した。関連予算を含む4380万円を一般会計補正予算案として四日開会の市議会本会議に上程する。

コロナ禍に伴う新しい生活様式に沿った旅の推進に向け、「旅するスプレー」と題して市内宿泊施設への予約客を対象に携帯用のアルコール消毒スプレー3万本を無料で配布する。

スプレーは県の新型コロナ対応緊急対策投資補助金の交付先として認定を受けた辻製油(松阪市)の製品を採用。海女にちなんだオリジナルデザインとして1予約につき1本配布する予定で、伊勢湾フェリー航路運賃を割引する周遊促進事業と併せて事業費800万円を計上した。

またワーケーション等推進事業として、市内宿泊施設や空き家等を対象にワークスペースとして受け入れるためのプランを募集。併せて都内に本社を置くIT企業や大学教授など有識者を委員とする選考委員会を設置してプランの選定を図り、モデル事業所として4事業所、一般事業所として10事業所を選定する。

モデル事業所には整備改修費を上限200万円まで、一般事業所は半額を上限50万円まで補助する予定で、ニーズ調査やプロモーション費と併せた事業費1401万円を計上。議決を経て9月7日から募集を開始する方針としている。