三重県 6月経済情勢を情報修正 2か月ぶり、持ち直しの動き

 三重県は31日、6月の県内経済情勢を発表した。経済情勢の判断を「新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい状況が続いているものの、このところ持ち直しの動きがみられる」と2カ月ぶりに上方修正した。生産分野も「下げ止まっている」、個人消費も「感染症の影響が残るものの、持ち直しの動きがみられる」と上方修正。雇用情勢は「感染症の影響により、弱い動きとなっている」との判断を維持した。

 鉱工業生産指数は93・9で、4カ月ぶりに上昇。前月と比べて4・9%増加した。生産種別で電子部品・デバイス工業と輸送機械工業が前月を上回った。

 大型小売店の販売額が前年同月と比べて5・7%増の260億9400万円で、2カ月連続で前年同月を上回った。コンビニの販売額は県全店で5・4%減の124億6300万円で4カ月連続で前年同月を下回ったものの、前月と比べて下げ幅が縮小した。

 新車登録台数は前年同月比19・7%減の6651台で、9カ月連続で前年同月を下回った。新築着工数は4カ月連続で前年同月を下回り718戸。

 有効求人倍率は1・08倍で前月を0・09ポイント下回った。

 県統計課は「生産活動で持ち直しの兆しがみられた。1人当たり10万円を配布する特別定額給付金の交付が始まり、個人消費が回復した」と説明。7月以降は「感染症の再拡大や天候不順などで回復ペースが鈍くなる」とみている。