イオンモール東員と災害時協力 いなべ署が協定 三重

【災害時の協力協定を締結した松岡いなべ署長(右)とイオン東員の最上ゼネラルマネージャー=いなべ署で】

 【員弁郡】9月1日の防災の日を前に、いなべ署は31日、三重県いなべ市員弁町宇野の同署で東員町長深のイオンモール東員と災害時の協力協定を締結した。大規模災害時、イオン東員は県内外の警察部隊に施設の駐車場を提供する。警察とイオンの災害協力協定は全国的にも珍しいという。

 施設が東海環状自動車道の東員インターチェンジ近くにあり、乗用車約2800台を収容でき、トイレ、電気、水道の設備が整っているため同署が申し入れた。桑名市や木曽岬町などの海抜が低い土地には災害拠点を設けにくいため、北勢地区を中心とした幅広いエリアの災害活動拠点として捉えている。

 松岡善則署長は「全国で集中豪雨が頻発しており、(台風シーズンを前に)救助活動の拠点を構えられることは心強い」と語った。

 昨年9月の台風15号で大規模停電が長期化した千葉県内のイオンモールでは、電力会社の復旧部隊を受け入れた。イオン東員には千人規模の警察官の受け入れが可能といい、同施設の最上亜紀ゼネラルマネージャーは「受け入れ訓練をしていきたい」と話した。