鉄道橋の面影さようなら 津興橋で橋桁撤去始まる 三重

【橋桁の撤去作業が始まった津興橋=津市三重町津興で】

 【津】三重県津市の岩田川河口に架かる津興橋で31日、橋桁の撤去が始まった。鉄道橋として建設されてから90年。「近鉄道路」と呼ばれる市道で、鉄道の名残をとどめていた橋がなくなる。橋の撤去は令和4年度に完了し、新しい橋は7年度に完成する。

 昭和5年に伊勢電気鉄道(現近鉄)の鉄道橋として建設。近鉄伊勢線として使われ、昭和36年の廃線後は道路として利用。道路の中央と両側に突き出た鉄骨が鉄道橋の面影を残していた。

 老朽化が進み耐震工事が必要になったため市は約45億円掛けて架け直す。道幅を9・15メートルから15・3メートルに広げ、両側に歩道を整備する。