クラスター情報など共有 東海3県知事と2市長会議 三重

【東海3県2市知事市長会議で、県内の感染症対策を説明する鈴木知事=三重県庁で】

 東海3県の知事と2市長は31日、テレビ会議を開き、新型コロナウイルス感染症の対策や経済支援策について意見交換した。感染者が複数県にまたがるクラスター(感染者集団)の情報や経済対策を情報共有するための仕組みを整えることを確認した。

 共通の課題で連携するため年に一度開催。今年は岐阜県で開催する予定だったが、感染症の拡大を受けてテレビ会議に変更した。三重県の鈴木英敬知事と愛知県の大村秀章知事、岐阜県の古田肇知事、名古屋市の河村たかし市長、浜松市の鈴木康友市長が参加した。

 会議では、3県の知事と2市長が感染者の発生状況やクラスターへの対応、医療提供体制について説明。その上で、コロナ禍で落ち込んだ地域経済を立て直すために各県市が実施している融資制度や消費を喚起するための施策を紹介し合った。

 古田知事は「県境をまたぐクラスター対策では、リアルタイムで情報共有しながら濃厚接触者を割り出していく必要がある。三重県とはスムーズにできた」と説明。その上で「3県2市の情報共有のあり方について論点を整理し、仕組みを作りたい」と述べた。

 また、鈴木知事はコロナ禍でテレワークの導入が加速している社会環境を生かし、障害者が分身ロボットを使って在宅勤務に取り組む就労体験を紹介。各県市の取り組み事例や課題を共有し、必要に応じて担当者が先進地を視察することを提案した。