新型ウイルス 新たに3人感染 鈴鹿の介護施設職員ら 三重

三重県は30日、30―50代の男女3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち1人が勤務する介護施設では、約百人が検査を受ける見通し。県内の感染者は延べ368人となった。

県によると、新たに判明した感染者は、鈴鹿市の50代介護施設職員男性、四日市市の40代派遣社員女性、桑名市の30代会社員女性。いずれも29日の検査結果から感染が判明した。

このうち鈴鹿市の男性は21日に37・1度の熱があり、現在も味覚と嗅覚に異常がある。発症2日前の19日まで、同市南若松町の特別養護老人ホーム「伊勢マリンホーム」に出勤していた。

男性は入所者の介護を担当していたといい、県は施設のスタッフや入所者ら約百人を検査する方針。クラスター対策グループの職員を鈴鹿保健所に派遣するなどし、接触者調査を進めている。

四日市市と桑名市の女性は、27日に感染が判明した50代宗教関係者男性の濃厚接触者。2人とも症状はない。四日市市の女性は男性の妻。桑名市の女性は男性が23日に開いた集会に参加していた。

四日市市によると、集会に参加した37人の検査結果は、この3人を除いて陰性だった。市は「参加者の健康観察は続けるが、集会に関連した感染は、これ以上はないと考えられる」としている。

また、29日は県内で新たな感染者の発表はなかった。28日に判明した95人の検査結果が全て陰性だったため。1日当たりの新規感染者がゼロとなるのは25日以来、4日ぶり。