「未完」の魅力、若手作家の絵画見て 津で作品展始まる 三重

【若手作家の作品が並ぶ会場=津市栄町の「VOLVOX」で】

【津】若手作家のグループ展「未完展vol.2津展」が28日、三重県津市栄町のギャラリー「VOLVOX」で始まった。県内を中心に高校2年―27歳の男女15人の絵画約50点を展示・販売している。30日まで。

美術団体写実画壇会員の洋画家、松原遼さん(38)=桑名市長島町=が若手の実践の場として企画し2回目。三重大美術部のほか県内の高校生から特別支援学校や美大のOBまでそれぞれのテーマで出品した。

構えた指先から銃口さながらに煙が上るアクリル画やキャンバスに描いた顔に樹脂などを重ねたコラージュ、ジャズを聴いたイメージを描いた作品もある。

三重大生物資源学部2年の日高晴実さん(20)は「作風は違うが皆同世代。未完成だからこその魅力を見て」と呼び掛ける。松原さんは「ギャラリーで発表する経験を積むことで三重に若い美術家が出てくるといい」と話した。