個性豊かなかかし作り 大紀町の大宮小、地元住民が指導 三重

【地域住民と一緒にかかしを作る児童ら=大紀町滝原の大宮小学校で】

【度会郡】三重県度会郡大紀町滝原の大宮小学校で27日、4、5年生28人がかかし作りを体験した。地元住民10人の指導を受けて、交差させた木の骨組みにわらを巻いて服を着せたり、新聞紙を丸めて作った頭部に顔を描いたりして、7体の個性豊かなかかしを完成させた。

遊休農地の活用や里地保全などを目的に、地元住民と町内の地域活性化団体らが取り組む「人とホタルの元気な里地づくりプロジェクト」(柏木昭久事務局長)の一環として、平成23年から米作り体験を行っている。

今年は新型コロナウイルスの影響で田植え体験が中止となり、地元住民らが5月6日にカグラモチとコシヒカリの苗を学習農園に植えた。児童らは学校で、発泡スチロール製の箱を使って苗を育てながら、成長していく様子を観察した。9月9日には稲刈り体験が予定されている。

5年の大西侑佑君(11)は「田植えができなくて残念だったが、かかし作りはすごく面白かった。稲刈りも楽しみ」と話していた。