コロナ感染者を差別しないで 鳥羽市長が啓発絵本手がける 三重

【新型コロナ感染者への差別防止を呼びかける折りたたみ絵本=鳥羽市役所で】

【鳥羽】新型コロナウイルス感染症による感染者への差別や誹謗中傷への注意を呼び掛けようと、三重県の鳥羽市は折り畳み型の啓発クラフト絵本を制作した。中村欣一郎市長が「らっくめいや」のペンネームで絵と文章を手がけている。

絵本はA4判の用紙を八折りして工作するもので、完成後の大きさは縦約10.5センチ、横7.2センチとなる。手洗いやうがいなど感染防止対策や、差別につながる言動をしないための注意点などが分かりやすく描かれており、子どもが家族と一緒に楽しみながら覚えられるよう工夫したという。

9月1日から同市広報誌「広報とば」9月号に同封して市内全世帯6508世帯に各戸配布するほか、専用用紙を200枚印刷して市役所窓口などで無料配布する。市のホームページから専用用紙をダウンロードすることもできるという。

担当する同市企画財政課の木下大輔さん(25)は「気軽に手にとってもらい、楽しみながら自分が人を傷つけていないかを再確認してもらえたら」と話した。