上期景況感「大幅悪化」 鈴鹿商議所中小相談所調査 新型ウイルス影響で 三重

【鈴鹿】三重県の鈴鹿商工会議所中小企業相談所はこのほど、令和2年上期(1―6月)の景気動向調査結果を発表した。景気の現状と見通しについては「新型コロナウイルス感染症の影響で、現状・見通しともに大幅悪化」するとした。

調査は市内の会員企業1100社を対象に実施。379社から回答があり、回答率は34.5%。

景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた現状DI値は前回調査(前年7―12月)より43.0ポイント悪化し、マイナス61.4ポイント。新型コロナウイルス感染症の影響で、外出自粛要請や事業所への休業要請に伴う消費活動の冷え込みが、売り上げの低下による業況悪化につながったと推察される。

全ての業種で悪化しており、現状DI値の悪い順に飲食業のマイナス86.6ポイント、小売業のマイナス70.7ポイント、製造業のマイナス67.4ポイントとなった。

見通しDI値はマイナス72.3ポイントで、前回より40.5ポイント悪化。市内事業者は客足の減少や売り上げの見通しが立たないことへの不安を感じており、現状と比較しても10.9ポイントの悪化を示していることから、今後の見通しは「悪化する」と推察している。