松阪肉牛共進会を中止 昭和25年以来 新型ウイルス対策困難 三重

【第71回松阪肉牛共進会の中止を発表する竹上市長=松阪市役所で】

【松阪】三重県の松阪肉牛共進会の会長を務める竹上真人松阪市長は27日、市役所で記者会見し、特産松阪牛の女王を決める11月の第71回松阪肉牛共進会の中止を発表した。新型コロナウイルスに対する万全な感染防止対策が困難なため。中止は牛流行熱が猛威を振るった昭和25年以来となる。

共進会は例年11月、同市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで開いている。肥育農家が兵庫県産の子牛を900日以上育てた特産松阪牛を出品し、予選を通過した50頭が出場。審査で女王を決め、競りでは優秀賞1席の値段に注目が集まる。昨年は朝日屋(津市北丸之内)が2600万円で競り落とした。

同日開いた同共進会運営委員会で中止を決めた。

竹上市長は「生産者は共進会目指して特産松阪牛を育ててきた。残念」と述べた。