斎宮の役割と意味考える 明和町の博物館 10月3日から発掘50周年展 三重

【国史跡斎宮跡発掘50周年記念特別展のチラシ】

【多気郡】三重県の斎宮歴史博物館は10月3日から、明和町竹川の同館特別展示室で国史跡斎宮跡発掘50周年記念特別展「斎宮と古代国家―飛鳥・奈良時代の斎宮を探る―」(伊勢新聞社後援)を開催する。会期は11月23日まで。

斎宮跡の発掘調査は昭和45年に始まり、斎宮最盛期だった平安時代の碁盤目状の大規模な方格街区の存在が分かった。特別展では近年の発掘で明らかになりつつある史跡西部の飛鳥・奈良時代に当たる成立期の斎宮に焦点を当て、斎宮の役割と意味を考える。

斎宮跡から出土した重要文化財の飛鳥時代土器や羊形硯をはじめ、近くの神前山1号墳の画文帯神獣鏡(京都国立博物館蔵)や、伊勢神宮境内出土臼玉(東京国立博物館蔵)、高倉山古墳出土装身具類など約380点を出品する。

記念講演会を10月10日午後1時半から開き、佐藤信東京大学名誉教授が「発掘が明らかにした斎宮の謎」をテーマに語る。定員60人で往復はがきで申し込む。募集期間は8月28日―9月18日。

学芸員の展示説明会は10月31日、11月14日のそれぞれ午後2時から。11月21日には同館南約500メートルの第199次発掘調査現場を公開する。いずれも申し込み不要。

観覧料は一般400円、大学生320円、高校生以下無料。問い合わせ・申し込みは〒515―0325明和町竹川503同館学芸普及課記念講演会係=電話0596(52)3800=へ。