伊勢市、油米と災害協定 燃料供給、帰宅困難者支援 三重

【協定書を交わした鈴木市長(左端)と油米の大西取締役(左から2人目)=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県の伊勢市と市内でガソリンスタンドを経営する油米(あぶよね)(同市大世古)は26日、災害時の燃料供給と帰宅困難者の支援に関する協定を締結した。

災害時に市が要請した場合、必要な石油類燃料の優先供給や運搬を行う。また、市内のガソリンスタンド1カ所で、帰宅困難者の一時休憩所としてトイレや水を提供したり、道路情報や災害情報を提供する。同社は災害に備え、停電時でも携帯電話などが充電ができるよう、ガソリンスタンドに太陽光パネルや緊急用発電機を設置。また、井戸水が使えるよう設備している。

市役所で調印式があり、鈴木健一市長と油米の大西昌子取締役(72)が協定書を交わした。

鈴木市長は「市民生活に石油燃料は欠かせない。災害発生時のサポートはありがたい」と述べた。大西取締役は「災害で不安な時、地域の人に安心してもらえる場所になるよう対策していきたい」と話した。