三重県が181億円追加補正 感染対策費、28日に提出

三重県は25日、新型コロナウイルス感染症の対策費として、181億95万円を追加する一般会計補正予算案を発表した。28日に臨時で開かれる県議会本会議に提出し、即日採決の見通し。

県によると、新型コロナ関連の補正予算案を提出するのは、昨年度の一般会計最終補正予算を含めて7回目。新型コロナに関連した補正予算の総額は、今回を含めて642億6100万円に上る。

約半額の96億6千万円を、感染拡大防止と医療提供体制の整備に充てる。うち約86億円は、感染者向けの病床と病棟を確保するための費用。抗原検査の機器を導入する費用も盛り込んだ。

このほか、休業によって収入が減少したり、失業などで生活の立て直しが必要になったりした個人を対象とする緊急小口資金の原資などを追加するための費用として、19億3200万円を計上した。

感染拡大によって落ち込んだ観光業を再興するための費用に5億3千万円を追加した。県内での宿泊料金を割り引く「みえ旅プレミアム旅行券」を将来的に追加で発行することなどを想定している。

ほぼ全額の174億3500万円を国の交付金と補助金で賄い、県の負担はない。事業者の資金繰りを支援する融資枠の拡大に伴い、中小企業基盤整備機構から6億6500万円の収入がある。