遺族の手続き、1個所で 桑名市が「おくやみコーナー」開設 三重

【新設された「おくやみコーナー」の看板を示す伊藤市長=桑名市役所で】

【桑名】三重県桑名市は25日、市役所本庁舎1階の戸籍・住民登録課と保険年金室の間に「おくやみコーナー」を開設した。遺族の悩み解消が目的で、窓口のワンストップ化で遺族が迷わない▽申請書作成補助、名前や住所などのデータを共有出来るシステム導入で、遺族が同じような内容を何枚も書かなくて済む▽事前予約で待たせない―ようにするのが特徴。

遺族が行う行政手続きは多く、市役所内でも複数の窓口をまわらなければいけないほか、亡くなって葬儀が終わればすぐに行わなければいけない手続きもあり、手続きが初めての人や高齢の遺族の場合は特に、心の負担や手続きへの不安が大きかった。予約時間帯は、①午前9時半②午後1時半③午後3時半―からで、予約は専用電話=電話0594(24)1261=へ。受付は平日午前8時半―午後5時で、市では、希望者は原則、利用を希望する日の4営業日前までに予約してほしいとしている。

伊藤徳宇市長は24日の定例記者会見で「県内では松阪市がかなり進んでおり、桑名市でも出来ると考え、コロナ前から取り組みを進めて来た。1箇所で手続き出来るのが最も大きく、特別な事例を除いてほとんどの手続きが出来るし、ご遺族が役所内を移動する時間の削減、負担軽減につながる。4月から窓口改革の担当者を置いて様々な取り組みを進めており、今後も改善に努めたい」と話していた。