津市 補正予算案、7億4400万円追加 観光業者らを支援 三重

【定例記者会見で、補正予算案を発表する前葉市長=津市役所で】

【津】三重県の前葉泰幸津市長は24日の定例記者会見で新型コロナウイルス感染症の対策費など約7億4400万円を追加する一般会計補正予算案を発表した。コロナ禍で10―12月の売り上げが落ち込み、資金繰りが厳しい市内の観光・イベント事業者を対象に最大50万円の支援金を交付する。補正予算案を含む11議案を31日の市議会9月定例会に提出する。

補正予算案では、10―12月の間に1月の売り上げが前年同月と比べて50%以上減った事業者を支援するため約2900万円を計上。宿泊事業者や観光バス事業者など139社が対象で、業種や収容人数、車両の保有台数に応じて支援金10―50万円を交付する。

また、都シティ津の休業に伴う宴会の需要を見込み、センターパレスホールで会場設営や給仕を担う飲食事業者に最大15万円の支援金を給付する事業費約800万円を計上。幼稚園や保育所などの空調設備を改修する費用約1億1400万円も盛り込んだ。

前葉市長は補正予算案について「経済的に立ち直れていない方々に、特に手を差し伸べる。10月から使えるようになる商品券とともに地域経済を底上げする」と説明。「第2波が来ているところで、感染防止対策はずっとやらなければならない」との見解を示した。

市は補正予算案のほかに、市内で運行するコミュニティーバスの路線を来年度から変更する議案も提出する予定。現行の25路線から19路線に減らし、同市一志町の東部を走るコミュニティーバスの路線を松阪市の近鉄伊勢中川駅まで延伸させる。