尾鷲 別当薫さん生誕100年 記念碑保存会、子どもらにボール贈呈 三重

【尾鷲野球少年団の子どもたちに軟式ボールを手渡す保存会会長の浜口さん=尾鷲市矢浜の市営野球場で】

【尾鷲】三重県尾鷲市にゆかりのあるプロ野球選手、別当薫さん(1920―1999年)の生誕から百年の節目になる23日、生誕百年記念行事が同市矢浜の市営野球場で開かれた。別当さんの記念碑を守る「別当薫記念碑保存会」が主催した。

別当さんは、大阪タイガース(現阪神タイガース)、毎日オリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)でプレーした。昭和25年に本塁打王と打点王を獲得。現役引退後は近鉄などで監督を務めた。63年に野球殿堂入りした。

保存会によると、別当さんの父親が尾鷲市出身で、別当さんの本籍は同市朝日町という。引退後はたびたび同市を訪れ、地元の子どもたちに野球の指導をしていた。別当さんが同市を訪れた際、運転手をした保存会の前会長・野田生正さん(75)は「子どもたちや私たちに優しく接してくれた」と振り返る。

記念碑は高さ約1・8メートルで、平成11年に市営野球場に建てられた。12年に保存会を発足し、年に3回、記念碑を拭いたり、周辺を掃除したりしている。

記念行事では、記念碑前で記念品の贈呈があり、保存会が、尾鷲野球少年団と尾鷲中学校野球部に軟式ボール5ダースをそれぞれ贈った。