南伊勢町 町の魅力、インスタに 町職員が投稿 三重

【南伊勢町公式インスタグラムで町の魅力を発信する職員有志ら=町役場南勢庁舎で】

【度会郡】三重県の南伊勢町をたくさんの人に知ってもらい、移住者の増加や若者のUターンにつなげようと、町職員有志らが画像共有アプリ「インスタグラム」を活用し、町内の風光明媚(めいび)なスポットや地域の情報、町の補助金制度、各課の仕事風景などの写真を連日投稿している。約3カ月間で700人を超すフォロワー(読者)を獲得し、町の魅力PRに一役買っている。

インスタメンバーは教育委員会や観光商工課、種苗センターなど所属する課も違う20―40代の男女9人。発起人でまちづくり推進課若者定住係の森本富由季係長が今年4月にメンバーを募集し、企画に賛同する8人が参加した。

同町では、広報情報係の職員らが会員制交流サイト(SNS)のフェイスブック、ラインなどを使って情報を発信。公式インスタグラムも平成31年から始めていたが、さらに発信力を高めようと5月から新体制で運用している。

月1―2回打ち合わせを行い、改善点を見付けて意見を交わす。ラインのグループ機能を活用し、全員で投稿記事に間違いがないか確認したりハッシュタグ(検索キーワード)を追加したりして最終チェック。メンバーの過半数の「いいね」が付かないとボツになることもあるという。

目指すはインスタの投稿を通じて同町がより身近で親近感のある存在になること。メンバーらも「役場は事務仕事が多いので現場の仕事の雰囲気が伝わるようにしたい」、「同じものでも部分的に撮ったり下から撮ってみたり視点を変えて写真を撮影する」「ハッシュタグに必ず南伊勢町を付ける」など工夫している。

森本係長は「年の差や上下関係、課を超えてみんなで楽しく取り組み、投稿にも個性が出ていると思う。これからも町の広報マンとしてずっと続けていきたい」と意気込みを語った。