栄鉄工所 鈴鹿市に足踏式消毒液スタンド寄贈 販売も 三重

【末松市長(左)に足踏式消毒液スタンドの説明をする馬路社長=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市末広南二丁目で、自動車部品運搬用の専用台車などを製造する栄鉄工所(馬路義人社長)はこのほど、新型コロナウイルス感染症対策として、消毒容器に手を触れずに消毒ができる足踏式消毒液スタンド「ふんでるくん slim」を開発。21日、同市役所の末松則子市長を訪問し、社会貢献の一環として市に1台を寄贈した。

完成した同スタンドは鉄製で高さ約1メートル、重さ約10キログラム。溶接加工技術を活用し、足元のペダルを踏むことで設置した消毒液が出てくる仕組み。塗装には高機能性抗菌塗料を使用する。1台9千円(税別)で、同日から一般販売も始めた。

馬路社長が、外出先の消毒液を手で押して出すのが嫌で、気にしながら使用していたことがきっかけ。「足を使ってできないか」とインターネットで類似商品を調べると高額な商品が多く、自社開発を決めた。

4月下旬から約2カ月かけて10台を試作。溶接加工の手間を省く工夫や材料を減らすことなどでコスト削減につなげたという。末松市長は「改めて市のものづくり産業のすごさを感じた。市民が活用できる場所に設置し、使ってもらいたい」と話していた。

寄贈された同スタンドは、市役所1階総合案内書横に設置する。商品の問い合わせは同社=電話059(389)7571=へ。