四日市市 一般会計27億円黒字 昨年度決算、過去最高 三重

【四日市】三重県四日市市は21日、令和元年度決算を発表した。一般会計の実質収支額は27億円(前年度比2800万円増)の黒字。決算規模は、一般会計における歳入決算額1286億円(同30億円増)、歳出決算額1232億円(同6億円増)ともに過去最高額を更新。28日開会の市議会定例月議会に決算認定議案として提出する。

歳入では、構成比60・2%を占める市税は774億8千万円となり、平成30年度の過去最高額から1%(7億9千万円)減少したが、個人市民税、固定資産税で過去最高となるなど、高水準を維持。地方交付税は28年度から不交付団体となっているが、旧楠町との合併算定替は、合併から15年経過し、段階的縮減の経過措置が令和元年度をもって終了した。

歳出では、民生費は、あけぼの学園移転や民間保育所整備などの事業費は減少したが、幼児教育・保育無償化に伴う子育て施設等利用給付事業費、幼稚園事務費事業費などは増加し、総額では増加傾向が続いている。義務的経費は、退職手当などの減によって人件費が減少し、市債発行の抑制で公債費が減少する一方で、幼児教育・保育の無償化で扶助費が増加し、総額では増加となった。投資的経費は、文化会館大規模改修、霞ケ浦緑地の第3野球場整備、小中学校普通教室への空調設備整備などの大規模投資に伴い、全体で224億円(同47億円増)と大幅に増加。過去10年間のうち、市クリーンセンター整備の最終年度であった27年度の229億円に次ぐ高い水準となった。