小規模事業者や観光支援を コロナ緊急経済会合 三重県、8月補正で追加計上

【必要な経済支援について意見交換する緊急経済会合=津市羽所町で】

県は21日、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ経済の再建に向けた緊急経済会合を、津市羽所町のホテルグリーンパーク津で開いた。経済団体からは、小規模事業者への融資拡大や県内観光の促進を求める声が上がり、鈴木英敬知事は8月補正予算案に関連費用を計上する考えを示した。

商工や金融などに関係する18団体の代表が出席。「第二波」の影響や必要な支援策について意見交換した。県は補助金の交付実績や観光キャンペーンの申請状況を報告した。

鈴木知事は会合のあいさつで「7―8月で感染者が急激に増え、経済の状況にも不安が募っている。県の経済を支えていかなければならないので、皆さんの意見を対策に結びつけたい」と述べた。

意見交換は非公開。出席者からは「7月から飲食や観光でキャンセルが増えて先行きが見通せず、不安感が大きい」「短期的な対応に加え、新しい変革に合わせた支援を充実すべき」などの意見が出たという。

鈴木知事は会合後の取材に対し、事業所への補助金や観光キャンペーンの費用を8月補正予算案に盛り込むと説明。「まん延期」に向けて358床を確保する予定だった病床を、363床に引き上げる考えも示した。