新型ウイルス 新たに13人感染 松阪の病院看護師も 三重

三重県は21日、未就学児から70代までの13人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。松阪市朝日町の済生会松阪総合病院で勤務する看護師の感染も判明。県内の感染者は延べ331人となった。

県によると、新たな感染者は四日市市1人▽鈴鹿市2人▽いなべ市1人▽松阪市3人▽津市2人▽伊賀市4人―で、19、20両日の検査結果で陽性と判明。うち11人は感染者との接触が確認されている。

済生会松阪総合病院で勤務する松阪市の30代女性看護師は17日から味覚と嗅覚に異常があり、同日まで出勤していた。発症前に県外への訪問などはないといい、感染経路は分かっていない。

この女性は入院病棟で勤務していた。県はクラスター対策グループの職員らを松阪保健所に派遣し、接触者調査を進めている。検査の対象者は病院のスタッフや入院患者ら最大で約百人に上る可能性がある。

伊賀市の30代アルバイト従業員男性と30代パート従業員女性、未就学の女児2人は同居の家族。18日に感染が確認された京都府内の親族宅を16日に訪れ、濃厚接触者として特定されていた。

また、クラスター(感染者集団)が発生した「あらき内科クリニック」(津市半田平木)を受診して感染が判明した60代会社員男性の妻で、60代パート従業員女性の感染も新たに判明した。

県は18日、クラスターが発生した三重大医学部の学生全員を対象に実施していた健康調査が終了したと発表した。健康調査の過程で感染が疑われた学生に実施した検査の結果は全て陰性だった。