新型ウイルス 新たに15人感染 延べ318人 三重

三重県は20日、未就学児から70代までの15人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。クラスター(感染者集団)となった診療所では、新たに1人の感染が判明。県内の感染者は延べ318人となった。

県によると、新たに判明した感染者は、鈴鹿市3人▽津市4人▽伊賀市3人▽松阪市3人▽大台町2人―で、19日の検査結果から陽性と判明。重症者はいない。うち13人は感染者との接触が確認されていた。

このうち津市の60代会社員男性は、クラスターの発生が確認されている津市半田平木の「あらき内科クリニック」を3日に受診していた。症状はない。このクラスターに関連する感染者は8人となった。

小学生女児を含む伊賀市内の3人は14日、既に判明している感染者らと県内で40人規模の会食に参加し、翌日にはバーベキューをしていた。県のクラスター対策班が接触者調査を進めている。

一方、鈴鹿市の20代自営業男性と松阪市の20代無職女性は、周辺で感染者が判明していない。男性は発症前に愛知県を訪問し、女性の家族は県外との往来があるといい、県が感染経路を調べている。

鈴木英敬知事は20日のぶら下がり会見で、1日当たりの感染者が2日連続で10人以上となったことについて「引き続き予断を許さず、強い危機感を持っている。県民の協力で対策を徹底したい」と述べた。

また、20日に発表した感染者の約半数が家族での感染とみられるとした上で「県外由来の感染は確実に減っているが、家族内などで感染が増えている。感染の動向を踏まえた対策に取り組む」と語った。