新型ウイルス 県内新たに15人感染 1週間ぶり10人以上 三重

三重県は19日、未就学児から80代までの男女15人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者が10人以上となるのは1週間ぶり。県内の感染者は延べ303人となった。

県によると、新たな感染者は、四日市市3人▽いなべ市4人▽津市3人▽鈴鹿市3人▽名張市1人▽伊賀市1人―で、いずれも18日の検査結果から陽性と判明。うち11人は家庭内での感染とみられる。

このうち四日市市の30代無職女性と30代派遣社員男性、未就学の男児は同居の家族。女性は11日から頭痛があり、男性は12日に発熱。現在も味覚などに異常がある。男児に症状はないという。

この3人は9日、既に感染が判明している鈴鹿市の30代自営業男性と四日市市内の飲食店で食事をしていた。県は当初、この3人と自営業男性の接触を把握できず、濃厚接触者には特定していなかった。

また、この自営業男性と12日に愛知県の大型量販店を訪問するなどしていた鈴鹿市内の3人も新たに感染が判明。この3人は40代自営業女性と40代自営業男性、未就学の男児で同居の家族という。

いなべ市内の4人も同居の家族。20代アルバイト従業員女性、10歳未満の小学生女児、未就学の女児、10代会社員男性で、4人の自宅を訪れるなどした愛知県の親族が感染し、濃厚接触者に特定されていた。

また、クラスター(感染者集団)が発生していた三重大医学部では、11日に退院していた10代女子学生が再び陽性となった。15日に頭痛、16日に熱があり、再検査で感染が判明したという。

鈴木英敬知事は19日の記者会見で、重症だった四日市市の50代男性医師の症状が改善して軽症―中等症となった一方、軽症―中等症で入院していた県内の2人が重症になったと明らかにした。