津の千手院賢明寺 1日限りのご開帳会式 所願成就とコロナ終息祈る 三重

【御本尊の千手観世音菩薩立像に手を合わせる参拝者=津市久居元町の千手院賢明寺で】

【津】三重県津市久居元町の千手院賢明寺(野田憲秀住職)で17日、同寺本尊の千手観世音菩薩立像のご開帳会式があり、所願成就と新型コロナの終息を祈願した。

同寺は奈良時代に開かれ、江戸時代には久居藩主藤堂高通公の祈願所として栄えた。古くから千手観音菩薩の縁日の17日に合わせ年1回8月に2日間本尊御開帳をし、盆踊り大会や火渡り神事などを催している。

今年は新型コロナウイルスの影響で1日限定のご開帳会式のみ実施。法要で野田住職(41)が観音経と般若心経を唱えると、ご本尊の扉が静かに開けられた。約20人の参拝者は野田住職と共に「オン バサラ ダルマ キリク」と千手観音の真言を唱え、順に手を合わせた。

野田住職は「皆大変な思いでいるがこういう時こそ昔から続く仏様に祈願することで寺のある意味がある」と話した。