
【桑名】三重県桑名市の星川遺族会(伊藤学代表)は16日、同市星川の星川神社で戦没者慰霊祭を開いた。太平洋戦争で父や叔父らを亡くした10人が参列し、戦死した17人の冥福を祈った。
遺族らは順に祭壇に玉串を捧げ、手を合わせた。叔父2人を亡くしたという同所の伊藤宜毅さん(74)は「戦争は絶対にだめ。父や祖父も悔しかったと思う。その思いを胸に、精いっぱい生きていきたい」と話した。
慰霊祭は、地域で年3回執り行われており、毎年8月と1月に遺族会が開催。4月は地元の星川自治会が開いているという。
Copyright © 2021 | The Ise Shimbun, All Rights Reserved. 伊勢新聞社のホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。