高校野球 岐阜三重交流試合 いなべ、大垣日大に8―9 三重

【試合後健闘をたたえ合ういなべ総合と大垣日大両校選手ら=岐阜市の長良川球場で】

新型コロナウイルスの影響で中止になった全国高校野球選手権の代替大会として今年夏開かれた三重、岐阜の両県高野連の独自大会優勝校による「2020年岐阜県・三重県高校野球交流試合」が17日、岐阜・長良川球場で行われた。県代表のいなべ総合学園は岐阜県代表の大垣日大に8―9で惜しくも敗れた。

県独自大会で準決勝、決勝と逆転サヨナラ勝ちを収めたいなべは田所宗大主将の適時打で一回に1点を先制。二回に2点、三回にも8番木下駿の2点適時打などで3点を加えて試合を優位に進めたが徐々に差を詰められ、八回、大垣日大の木原黎明主将の逆転満塁本塁打で7―9と一時2点のビハインドを背負った。

それでも最終回の九回四球や田所主将の安打などで2死一、三塁とし代打の武山寛太の右前適時打で1点差に詰め寄り、県1位校の意地を見せた。試合後田所主将は「勝ちきれなかったことに悔しさは残るが粘りは見せられた」、尾﨑英也監督も「『やり切った』との思いは選手も自分も同じ」と話した。

球児らに夏の甲子園に代わる思い出をと、両県知事の働きかけを受けて両県高野連が開催した。三重と岐阜は全国高校野球選手権の出場校を決めるため昭和23年から同49年まで「三岐大会」を開いた歴史があり、今回46年ぶりの直接対決となった。