三重県、妊婦のPCR検査費を補助 コロナ禍の不安解消図る

三重県は14日、出産前に新型コロナウイルスのPCR検査を受けた県内の妊婦らに対し、2万円を上限に検査費を補助する事業を始めると発表した。15日以降に実施する検査を対象に補助する。

県によると、コロナ禍で胎児や新生児の健康に不安を抱える妊婦の不安解消が目的。全額を国からの補助金で賄う。年度内に最大で約1万1000人の妊婦が検査を受けることを想定しているという。

県内に住民票がある妊婦や県内で里帰り出産をする妊婦のうち、検査の希望者を対象とする。独自に保健所を設ける四日市市内の妊婦は対象外としているが、同市も同じ内容の事業を実施するという。

妊婦への補助金を超える範囲で産婦人科が負担した検査費の一部を県が補助する事業も併せて実施。検査結果が陽性と判明した妊婦に対し、助産師や保健師が無料でアドバイスをする支援事業も始める。

鈴木英敬知事は14日のぶら下がり会見で「新型コロナウイルスの流行が続く中、自身だけでなく胎児や新生児の健康に強い不安を抱える妊婦の不安を少しでも軽減できるよう取り組みたい」と述べた。