修学旅行は津に来て 県内公立小中学校に 市観光協などPR 三重

【津市内の宿泊施設や観光地をPRする津市観光協会の奥野専務理事(右から2人目)ら=津市役所で】

【津】新型コロナウイルスの感染拡大で観光産業が落ち込む中、三重県の津市観光協会と津市ホテル旅館料理組合、榊原温泉振興協会の3者は12日、津市役所で記者会見を開き、県内の公立小中学校に津市内の宿泊施設や観光地を修学旅行先の選択肢に加えてもらおうと、高田本山専修寺をメインにしたコースを提案した。

県が県内で修学旅行や社会見学を実施する県内の学校に対し旅行代金の一部を支援しているため、県内を行き先に選ぶ傾向が強まっている。コロナ禍で市内の観光産業が打撃を受けていることから、修学旅行先として考えてもらおうと観光情報を一覧にまとめた。

同協会によると、市内の宿泊施設で修学旅行客を受け入れ可能なのは25施設。県内初の国宝建造物、高田本山専修寺の見学や津なぎさまちから出発する高速船クルーズ、美杉町に飛来する渡りチョウ「アサギマダラ」の観察などの体験メニューがある。

同協会などは宿泊施設の一覧や修学旅行に適した体験メニュー、市内の観光地を巡るモデルコースなどを書面にまとめ、7日付で同市以外の28市町の公立小中学校434校に発送。宿泊施設の受け入れ人数が不足する場合は分宿にも対応するという。

津市観光協会の奥野幸司専務理事は「津市は魅力ある多彩な資源や施設を有し、多くの旅館やホテルがあるため、いろいろ組み合わせることで存分に楽しんでもらうことができる」とアピールした。