テントから伊勢湾一望 グランピング施設が人気 三重

【海辺に建つ白いドーム型のテント=伊勢市二見町松下のグランオーシャン伊勢志摩で】

【伊勢】三重県伊勢市二見町松下の旅館「海の蝶」のプライベートビーチ内に、グランピング施設「グランオーシャン伊勢志摩」が先月オープンし、人気を呼んでいる。

海に面した敷地に、白いドーム型のテントが5棟。伊勢湾の水平線と大小7つの島が連なる「飛島」の風景が目の前に広がる。

テントは直径7メートル、広さ約20畳で、2~4人が利用可能。テントの一部は透明になっていて景色を一望できる。ベット4台が設置され、冷暖房やWi-Fiも完備。夕食は、テント横で伊勢志摩の食材を中心としたバーベキューが堪能でき、道具の準備がなくても、旅館ならではの充実した設備を利用してキャンプ体験を楽しむことができる。グランピングは、「グラマラス(魅力的な)」と「キャンピング」を合わせた造語。

同館は、新型コロナウイルスの感染拡大により3月から予約のキャンセルが相次ぎ、4月半ばから3カ月近く休業。新たな宿泊スタイルが求められる中、ほかの宿泊者や従業員との接触機会が少ないことなどから注目されるグランピングの開業を早急に進めたという。

西村昭彦支配人(40)は「時代にあったスタイルとして受け入れてもらっている。夜は天窓から月を眺め、朝は波の音で目覚める。伊勢志摩の自然の中でゆっくりとした時間を満喫してほしい」と話している。

問い合わせは海の蝶=電話0596(44)1050=へ。