多気中の新校舎完成 県産材使い2階建て 三重

【多気中学校の新校舎=多気町相可で】

【多気郡】三重県の多気町松阪市学校組合立多気中学校の新校舎完成式が11日、同町相可であった。

旧校舎は昭和47年の建築で、老朽化に伴い隣に新築した。学校組合は県内唯一で、全国的にもまれ。生徒約400人のうち約90人が松阪市から通学している。

新校舎は鉄筋コンクリート造り2階建て、建築面積約3100平方メートル、延べ床面積約5300平方メートル。事業費約21億円。中央の昇降口近くに職員室や特別教室を集約し、両端に配置した教室から行きやすくした。

同組合管理者の久保行央多気町長は「シンプルな建物を設計し、内装は県産材をできるだけ多く使用した。中央に吹き抜けを設け、生徒たちの活気が学校全体に広がる」とあいさつした。

来賓の竹上真人松阪市長は「県産材をふんだんに使った温かみを校舎に入ってすぐ感じた。情操教育に効果がある」と祝った。

小林弘明校長は「新型コロナウイルスで休校した遅れを取り戻すため8月7日まで授業があり、熱中症対策のため予定を早め新校舎へ引っ越した。快適な環境で過ごせた」「地域にとって誇れる学校をつくっていきたい」と感謝した。