「てんでんこ」で逃げろ 鈴鹿で防災講座 親子ら津波避難考える 三重

【「てんでんこ」を歌う子どもたち=鈴鹿市東江島町の愛宕公民館で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市東江島町の愛宕公民館(平子隆之館長)で11日、防災講座「巨大地震・津波に備えて」があり、紀北町立相賀小学校の中村佳栄教諭(41)が、8年ほど前に尾鷲市立宮之上小学校で当時の教え子らと作った津波からの避難を促す歌「てんでんこ」を通じて、参加した親子ら7人が、いざという時の避難について考えた。

平成24年に放映されたという中村教諭が「最終的にみんなの命を守るために、とにかく逃げてほしい」など、歌への思いを話した映像を見ながら、平子館長(72)が愛宕地区の現状を説明。

南海トラフ地震発生後、約1時間で最大約6メートルの津波が想定されていることなどを話し、同館から約3キロ離れた避難場所の市武道場に行くまでの危険な場所として、途中の信号や踏切を挙げ「停電直後で信号が消えたり、遮断機が下りて恐怖の中、どう逃げるか考えてほしい」と呼びかけた。

子どもたちは映像に合わせて「てんでんこ」の歌を歌った。

同市江島町の一色美穂さん(41)は「最近各地で地震が多くて怖い。津波が来たら逃げるが、判断が難しい」と話していた。