新型ウイルス 三重県内、新たに3人感染 津地裁書記官ら

三重県は11日、四日市市教委学校教育課の40代女性職員と津地裁刑事部の20代男性書記官、鈴鹿市の30代自営業女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は延べ252人となった。

四日市市によると、市教委の女性職員は先月31日に倦怠感があり、医療機関を受診。今月1日以降は発熱と解熱を繰り返し、10日の検査結果で陽性と判明した。現在も頭痛などがあるという。

女性職員は7日まで市役所にある市教委の事務所に出勤していた。市保健所は女性職員と同居する家族ら3人と、職場の同僚や打ち合わせに同席した職員ら9人の計12人を濃厚接触者に特定して検査する。

市教委は女性が発症後も勤務していた理由について「出勤当日には解熱していたことから症状を把握できなかった」と説明。「今後は休暇中に生じた体調の異変などについても報告させる」としている。

津地裁の男性書記官は6日未明に微熱があった。8日に発熱して医療機関を受診。10日の検査結果で陽性と判明した。既に症状はない。発症前に県外への訪問はなく、県が感染経路を調べている。

津地裁によると、男性書記官は津地裁の刑事部に所属し、主に執務室や法廷で業務に当たっていた。7日まで出勤していたといい、県は職場の同僚ら4人を濃厚接触者、3人を接触者に特定して検査する。

津地裁は男性書記官が関係した執務室や法廷などを消毒した。業務への影響については「刑事事件の期日変更について要否を検討している。できるだけ業務に影響がないよう努めたい」としている。

鈴鹿市の自営業女性は、4日に感染が判明した亀山市の30代女性飲食店員の濃厚接触者に特定されていた。女性飲食店員が自営業女性の勤務先を訪れていたという。5日からせきなどの症状がある。