地元食材の魅力、バゲットサンドに挟む 移住女性3人 志摩・賢島に専門店オープン

【地元食材にこだわって作ったバゲットサンドを紹介する(右から)小掠さん、森さん、横山さん=志摩市阿児町神明で】

【志摩】三重県志摩市阿児町神明の賢島港に、県外から同市に移住した女性3人が運営するテークアウトのバゲットサンド専門店「Cafe Entrada(カフェ エントラーダ)がオープンした。伊勢志摩産を中心とした県産食材をふんだんに使ったバゲットサンドやオリジナルのドリンクが人気を集めている。

カフェを切り盛りするのは愛知県名古屋市出身の森明日香さん(35)、東京都墨田区出身の横山希代子さん(49)、滋賀県大津市出身の小掠絵美子さん(37)。

森さんは世界一周の船旅「ピースボート」に乗った経験から、「生産者の声を消費者に届けたい」と思うようになり、カフェを開く夢を持って4年前に志摩市に移住。すでに同市に移住していた栄養アドバイザーの横山さん、フラワーケーキ教室を主宰する小掠さんと意気投合し、昨年10月頃からカフェの開店に向けて準備を進めてきた。

店舗は、海上タクシーやクルーズ体験ツアーなどを提供する「Entrada賢島」の施設内に開いた。商品は3人がアイデアを持ち寄って試作を重ね、メニューを開発。丸仙製パン(阿児町)のバゲットやクロワッサンを使い、こだわりの具材を挟んだ9―10種類を提供する。

ショーケースには、「肉の喜多家」(浜島町)が開発したブランド豚「志摩あおさ豚」のフランクフルトのサンド(700円)、「土実樹」(南伊勢町)のミカンを使ったチキンサンド(650円)、コケコッコー共和国(多気町)の卵を使用した「平飼いたまごのだしまきサンド」(550円)、「あんこのフラワーサンド」(500円)などのほか、旬の果物が楽しめるフルーツサンドも並ぶ。

3人は「それぞれが持っている特技を生かし、地元の食材をPRしながら丁寧にバゲットサンドを作っていきたい。観光客だけでなく、地元の人にも立ち寄ってもらえる場所になれば」と話していた。
営業は木―日曜日、午前10時―午後5時。問い合わせは同カフェ=電話080(4217)1237=へ。