県内病院 9割超で外来患者減 県協会アンケート 三重

一般社団法人「県病院協会」は6日、三重県内の病院を対象とした新型コロナウイルスの影響に関する調査結果を発表した。9割超の病院が感染拡大の影響で外来患者が減少。収益が減った病院も9割超に上った。

調査は先月23日から今月10日にかけて、アンケート方式で実施。新型コロナウイルスの感染者を受け入れる感染症指定病院を含む20床以上の90施設に依頼し、78%に当たる70施設から回答を得た。

調査結果によると、回答者の96%に当たる67施設で、4―5月の外来患者が前年同期より減少。減少幅は「1―2割減」が33施設と最も多く、44%を占めた。入院患者も55施設(80%)で減少した。

手術の実施件数も、34施設(67%)で減少。救急患者を受け入れている64施設のうち、39%に当たる25施設が「感染拡大の影響で救急患者の受け入れを制限している」と回答した。

収益も、62施設(93%)が前年同期より減少した。減少幅は28施設(40%)が「1割減まで」と回答。24施設(35%)が「1―2割減」、8施設(12%)が「2―3割減」となった。

協会は4日、県に調査結果を報告。「感染者を受け入れる病院だけでなく、小規模な病院にも深刻な影響を与えている。退職や休職を望む医療関係者の増加も危惧され、待遇の改善が急がれる」としている。