新型ウイルス 新たに10人感染 10人以上は7日連続 三重

【記者会見で、感染者を発表する鈴木知事=三重県庁で】

三重県は6日、未就学児を含む60代までの男女10人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者が10人以上となるのは7日連続。県内の感染者は延べ189人となった。

県によると、新たな感染者は、四日市市3人▽鈴鹿市1人▽津市2人▽名張市2人▽桑名市1人▽東員町1人―で、5日の検査結果で陽性と判明した。うち4人は感染者の濃厚接触者。重症者はいない。

このうち津市の10代女性は、クラスター(感染者集団)が確認されている三重大医学部の学生。先月中に学内での演習に参加し、感染者の濃厚接触者に特定された。同学部の感染者は23人となった。

鈴木英敬知事は6日の記者会見で「クラスター対策班の力を借りて早期収束に努める」と説明。このクラスターに関連する検査対象が当初に想定した150人を上回る可能性があるとの見方を示した。

名張市の30代会社員女性と未就学の男児は同居の親子。2人とも既に症状はない。先月29日に自宅を商談で訪れた愛知県在住者が感染したことを受け、濃厚接触者として特定されていた。

男児は4日まで保育園に登園し、女性も同日まで出勤していた。県は男児が通う保育園の園児と保育士の23人や女性の同僚らを濃厚接触者に特定し、検査する。この保育園は18日まで休園する。

また、四日市市の男子高校生は、3日に感染が判明した40代パート従業員女性の息子で、2日に発熱した。先月31日まで県内の県立高校に登校したといい、この高校は28日から臨時休校となった。

一方、鈴鹿市の20代会社員男性、津市の30代会社員女性、桑名市の50代会社員女性、四日市市の20代飲食店員女性は発症前に県外への訪問や来県者との接触はなく、県などが感染経路を調べる。