7月の三重県内景気動向調査 2カ月ぶり悪化 帝国DB

帝国データバンク津支店が五日発表した7月の三重県内景気動向調査結果によると、「景気が良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を差し引いた景気DIは前月比0・7ポイント減の27・3だった。2カ月ぶりに悪化し、4カ月連続で30を下回った。同支店は「新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が解除され、経済活動を再開しているが、足取りは鈍い」とみている。

全国順位は前月から13下がって35位。前年同月(31位)も下回った。東海4県では愛知県と並んでトップだった。

規模別では大企業が前月と比べて1・1ポイント増の29・2で改善した一方、中小企業は1・0ポイント減の26・9と悪化。大企業と中小企業の規模間格差は2・3となり、前月から2・1ポイント拡大した。

業界別では、10業種のうち運輸・倉庫やサービスなど4業種で前月より改善したものの、依然として全業種で低水準。主要産業の製造は前月比0・5ポイント増の21・8だった。

同支店は「経済活動が再開しているが、回復の足取りは鈍く、新しい生活様式への対応を模索している状況」と説明。「先行きは不透明な情勢で、景気悪化により失業率の増加が懸念される」との見通しを示した。