三重国体、津市が感染対策 4競技の会場を変更

【定例記者会見で、競技会場の変更を発表する前葉市長=津市役所で】

【津】三重県の前葉泰幸津市長は4日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症の対策を講じた上で、来年の三重とこわか国体・三重とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)を開催するため、レスリングなど一部競技の会場と日程を変更すると発表した。日本スポーツ協会国体委員会の承認を得て正式決定する。

会場を変更するのは、バスケットボール▽なぎなた▽レスリング▽柔道―の4競技。バスケットボールは芸濃総合文化センターから久居体育館に、なぎなたは久居体育館から芸濃総合文化センターに変更。参加選手の人数などを踏まえ、会場を交換する。

津市産業・スポーツセンター「メッセウイング・みえ」で開催予定だったレスリングと柔道は、同じ時期に隣接するサオリーナで別の競技が実施され、参加者が密集する可能性があるため変更。会場をサオリーナに移し、競技日程も会期前の9月中旬にずらす。

また、競技を安全に実施するため、市実行委員会の宿泊衛生専門委員会を中心に独自のガイドラインを策定することも発表。日本スポーツ協会が示したガイドラインを参考に、参加者の体調確認や飲食物の提供方法など必要な感染症対策を年度内にまとめる。

前葉市長は「三重とこわか国体をアスリートのためにも、準備してきた皆さんの努力のためにもなんとか形にしたいと思い、できる万全の対策を取りたい。感染防止対策の対応を思い切ってご決断いただいた競技団体に対して敬意を表する」と述べた。