都シティ津、来月から休業へ 需要減、回復見込めず 新型ウイルス影響 三重

【9月1日から全館休業する都シティ津=津市大門で】

【津】三重県津市大門のホテル「都シティ津」は9月1日から当面の間、全館休業する。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で需要が落ち込み、回復の見通しが立たないため。再開時期は未定という。

同ホテルは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、4月25日―5月27日まで臨時休業。同28日に営業を再開したものの、外出自粛などで宿泊客が減少し、稼働率が低迷していた。

需要の回復が見込めないため、経営する「津センター」と協議し、当面の間は全館休業すると決定。7月31日に同社ホームページで休業を発表し、予約客らに9月1日以降の予約の取り消しを求めた。

同ホテルは業績の悪化で近鉄が撤退の意向を示したが、市の第三セクター「津センターパレス」や地元企業などと共同で設立した津センターが経営。運営を近鉄・都ホテルズに委託することで存続してきた。

旧津都ホテル時代から市の代表的なホテルの一つとして、政財界が総会の会場などに利用。平成30年には自民党総裁選を控えた安倍晋三首相が訪れ、31年の知事選では鈴木英敬知事の後援会が事務所開きの会場に選んだ。